口腔がん用語集

再発・転移

再発は治療後にもう一度がんができてくることを言います。再発には局所再発、領域再発、遠隔転移(臓器転移)があります。
局所再発は手術や放射線治療などをした部位に再びがんが発生した場合をいいます。
領域再発とは、リンパ節(領域リンパ節)にあった微小転移(非常に小さい転移がん細胞の塊)が成長した場合をいいます。これも局所再発に分類されます。

局所再発が起こるのは、手術時には目や検査で確認することのできないほど微小ながんが潜んでいて、時間の経過とともにもう一度、大きくなってくるからだと考えられています。
遠隔転移はがんがもとあった部位から、離れた臓器で再発した場合をいいます。口腔癌では消化管、肺、肝臓、骨などへ転移することが多いとされています。
がんが最初に発生した場所を原発巣(げんぱつそう)と言います。局所再発は、再手術、放射線治療、抗がん剤の投与などで治療できる可能性があります。

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