癌ができるまで

がんはどうやってできるか?

がんという怖い病気はどうしてできるのでしょうか?  現在までの研究では、がんは細胞の遺伝子に傷がついてできる病気であると言うことがわかっています。我々が、触ったり、食べたり、吸い込んだりするものの中には発がん物質などと呼ばれる、細胞の遺伝子に傷をつける物質があります。これらの物質により細胞の遺伝子が傷つけらると細胞は異常な増殖など異常な状態になります。これを「イニシエーション(引き金反応過程)」と呼びますが、これだけでは、まだがんにはなりません。これらの遺伝子の傷は一度にできるものではなく、長い間に徐々にできてくることもわかっています。
このイニシエーションを受けた細胞がホルモンバランスや加齢、さらには喫煙習慣などにより、さらに遺伝子の傷が蓄積してくると、細胞はその増殖、成長に拍車をかけます。この過程を「プロモーション(促進過程)」と呼び、この段階でがん細胞は腫瘍(できもの)としては目に見える大きさになります。

このように正常細胞から遺伝子の傷や異常が蓄積していき、がんになっていくことから、多くの段階を経てがんになると言うことで、「多段階発がん」といわれています。

 

プロモーション(促進過程)

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