自己検診

自己検診

他のがんと同じように、口腔がんも早期発見により、治療で治すことができる場合が非常に多くなります。そして、自宅での定期的な自己検診や歯科医または歯科口腔外科医による徹底的な口腔癌の診察によって、口腔癌を早期に発見できる可能性を増やすことができます。

口の中を検査するときは、次のことを調べてみてください。

・口の中の粘膜が赤くなっている部分がある
・口の中の粘膜が白くなっている部分がある
・口の中に「しこり」や「はれ」など肥大した部分がある
・口内炎が2週間たっても治らない部分がある
・口の中から出血がある
・入れ歯が痛みや腫れで合わなくなったり、違和感がある
・原因不明の歯のぐらつきが続いている。抜歯後なかなか治らない状態が続く

・その他(頬や舌が動かしずらい、しゃべりにくい、口の中にいたい部分がある、首の周りのリンパ節がはれている)

調べることがわかったら早速チェックしてみてください

・懐中電灯か他の明るいライトを使って口の中を見る
・取り外せる歯科用の装置(義歯、保定装置など)
・ミラーで唇の内側と外側の歯肉を見て触ってみる
・頬を外側に引っ張って、内側の粘膜も同様に調べる
・頭を後ろに傾けて口蓋(口の中の天井)を調べる
・舌を出してすべての表面を調べます。特に舌の横と裏側を調べます
・首と顎の下の腫れや瘤を触ってみる

 

口腔がんの前兆は他に、慢性ののどの痛み、かれ声、噛むことや飲み込むことが困難になるなどがあります。
口の中をご自分でよく観察して似たような症状を発見したときは、すぐに医療機関を受診しましょう。

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